『 緊急動物救命基金 』の利用方法

ケガや病気などで苦しんでいる動物に直面したとき、かわいそう、助けてあげたい、でも、高額な医療費をだせる金銭的な余裕がない・・・

そんな方たちの「助けてあげたい」という気持ちに少しでも寄り添い、力になりたいと考え、緊急動物救命基金を設立いたしました。

▼基金の利用方法

利用申し込みは必ず、獣医師(動物病院)から当基金へ連絡して頂くようお願い致します。獣医師(動物病院)以外からの申し込みは受付けできません。これは、連絡・確認作業の二度手間をなくすためです。

獣医師の氏名、連絡先傷病動物の種類、容体、必要とするおおよその治療金額等、お知らせください。

利用申し込みフォーム(こちら)よりお願い致します。 ※現在、申し込みは中止しております。

基金より受付完了のお知らせをお送りいたします。

基金の残高が治療に必要な金額に達していない場合は、誠に残念ではございますが、受付をお断りさせて頂きます。

 

救命処置終了後に以下に示すものをお送りください。確認でき次第、送金させて頂きます。

・診断書

・治療費の明細

・治療にあたった動物病院の銀行口座

・主治医となった獣医師様の獣医師会の所属を証明できるもの

※実質治療費が申し込み時の概算見積り金額を上回る場合、当基金の資産状況により、概算見積り金額以上の給付ができない場合が御座います。ご了承下さい。

 

▼救護した動物の引き取りについて

救護した動物の治療後、引き取り手が無い場合、保健所で殺処分となってしまいます。

当基金は救命に必要な医療費を給付いたしますが、治療後の動物については関与しません。

最後まで面倒を見る覚悟をもって救護して下さい。

 

▼利用者へのお願い

出来るだけ多くの命を救えるようにしていきたいので、保護された方にも可能な範囲での負担をお願い致します。

通院費や薬代など継続的医療費は対象外とさせて頂きます。継続的医療費が高額になる場合や、自由に使えるお金が無い場合は、保護された方がクラウドファンディングの起案者となり支援を募るなどの対応をお願い致します。

治療後お引き取りして下さる方の連絡先をお伝えください。救護された動物の保護時や、その後回復した写真などをメールでお知らせ頂けると有り難いです。基金の支援様への報告にもなり、また、SNS等で拡散していくことで、当基金が広く周知され、さらに支援の輪が広がれば、より多くの動物の命が助けられることに繋がります。

治療して頂いた動物病院様も当基金のHPでご紹介させて頂ければと思っております。

 

▼救護対象動物

飼い主のいない犬猫、野生鳥獣

ペットとして飼っている動物は対象外です。ペットの安全や健康は飼い主が責任を持って管理するべきです。ペット保険等をご利用下さい。

野生動物は交通事故や窓ガラスへの衝突など人との関わりの中で傷ついてしまった場合のみを対象とします。

野生動物が自然の中で死ぬことは、ひとつの命を次の命へとつなぐという大切な自然のしくみのひとつです。

ケガや病気も自然の中の起きた出来事であれば、人は見守ることが基本となります。

ほとんどの自治体は野生鳥獣保護事業を行っており、そこへ連絡していただくと引き受け、治療、放鳥獣までしてくれます。

まずは保護した地域の自治体の環境課等へお問い合わせください。

救護の対象としない動物

1.ペットとして飼われている動物

2.家畜

3.自然の営みの中で怪我をしたり、弱ってしまった動物

4.鳥のヒナ、動物の子ども

5.外来生物(アライグマ、ヌートリアなど)

6.農林水産業や生活環境に被害を与えている鳥獣(シカ、イノシシ、カラス、ムクドリ、カワウ、サルなど)

 

▽野生動物と人の営み

野生動物は、必ず救護しなければいけないという訳ではありません。自然の中で死ぬことは、ひとつの命を次の命へとつなぐという大切な自然のしくみのひとつだからです。ケガや病気も自然の中の起きた出来事であれば、人は見守ることが基本となります。

しかし、私たち人の生活が豊かになる一方で、人の活動によって傷つく野生動物がたくさんいます。救護することも大切なことですが、人為的な原因を少しでも減らすためにはどうしたら良いかを考えることが重要です。

 

▽巣立ちビナや幼獣の誤認保護

ヒナや幼獣は未熟なため、うまく飛べなかったり、逃げたりできません。

一見弱っているように見えますが、親の帰りを待っていたり、休憩したりしているだけで親が近くにいる場合が多いです。すぐに手を出さずそのままにして下さい。

ヒナや幼獣の頃は、自然の中で生きてゆくために危険から身を守る方法やエサを捕る方法などたくさんのことを親から教わる大切な時期です。親から引き離して、これらを私たち人間が代わりに教えることはとても難しいことです。

人がそばにいると親は近づくことができないので、遠くから見守って下さい。

『 緊急動物救命基金 』設立

緊急動物救命基金への寄付のページへ

 

 

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